top of page

INSIDE STORY

写真屋の裏話・・このページを見つけて読んだ方はラッキーかも

↑データが消えて、こんな状態になったお客様を結構見ております

 

 

■みなさんは撮った写真の管理をどうしてますか?

ほとんどの方がスマホで撮ってそのままか、いいところパソコンに取り込んで終わりとなっているのではないかと思います。

しかし、そのスマホ、買い換えた時に全てのデータをどこかにバックアップしてますか?同じくパソコンのデータは?

 

何もぜずにそのままだと、おそらく今の子どもの写真というのは、将来かなりの確率で、いつの間にか紛失して見られなくなっているように思いますが、いかがでしょうか?

写真屋をやっている私どもですら同じ感じを持っています。

それどころか、すでに昔のガラケー時代の子どもの写真は紛失しております OMG・・。

 

一方で、今 保護者様が見られる、自身の子どもの頃の写真って、当然デジカメやスマホの無い時代でしたので、ほぼ100%の方がプリントの状態で残されていると思います。ここがポイント!

プリントは古くさいアナログな感じがしますが、デジタルの目に見えないデータと違い、可視化されていて、物的に残る安心感があります。

また、いつでもカンタンに取り出せて、家族みんなでワイワイ見られる良さががあります。

 

まだ記憶に新しい東日本大震災で、津波で家を失った人が真っ先に探していたもの。それは写真でした。

幸いに一部の方の写真は発見されましたが、これがパソコンに入れたままのデータでしたら、パソコンが見つかったとしても、海水で全て全滅だったでしょう。

あのような状況でも真っ先に探すものが写真だったということで、思い出というのがいかに大事なものかというのを、改めて思い知らされた災害でもありました。

 

弊社では、デジタルデータのアナログでは出来ない利便性も利用しつつ、思い出の写真は必ずプリントにして残しておきましょうということをお客様へ唱え続けております。

 

将来「お母さんの写真はあるのに私の写真はない!」とお子様から怒られませんように(笑)

 

今は家庭でもプリント出来るのに、写真屋のプリントって・・

家庭用のプリンターでプリントするのとはココが違います

 

 

■上の裏話でプリントの大事さがご理解いただけたのではないかと思います。

しかし今はご家庭でプリント出来るのに、写真屋でプリントする意味があるのだろうかと思われたのではないでしょうか?

大まかにいうと、色調と保存性の2つで大きな違いがございます。

 

 

 

色調の違いは?

 

■まず色調につきましてですが、家庭用プリンターのCMに押されっぱなしで、写真屋のプリンターの良さを説明する場所がないことが口惜しい限りなのですが、実は家庭用プリンターと写真屋のプリンターでは、色の出し方に根本的な部分で違いがあります。

 

 

家庭用プリンターは、ペーパーにインクを吹き付ける方式で、簡単にご説明すると、塗り絵のように色を出しております。

一方、写真屋のプリンターは、元々のペーパーに、光で化学反応を起こす乳剤が塗ってあり、そこにレーザーで光を当てて、色を出しております。

 

こちらのサイトが詳しく書いてありましたのでお借りします。http://tsumekae-ink.jp/brother/kaizodo-kire/

 

一部補足しますと、紹介されていた家庭用プリンターが「ブラザーのプリンタのプリント解像度は最大6000×1200dpiです。」とありまして、掛け合わせますとプリント解像度は7,200,000dpiです。

 

次に「写真専用のプリンタは300dpi程度でも・・」とありましたが、写真屋のプリンターは、光の3原色の1色辺りが300dpiなので、実際には300×300×300=27,000,000dpiという、途方もない解像度です。文字通り桁が違いますね。

 

数字が大きいと麻痺してしまうので、ここはお金でイメージしてください。わかりやすいです。

片方は720万円、片方は2700万円です。ほらっ、こう書くとわかりやすいですよね!

 

このように色調に関しましての違いがございます。

 

 

 

保存性は?

 

■次に保存性ですが、こちらは色調以上に違いがあります。

家庭用プリンターも最近では退行性が上がっては来ましたが、まだ家庭用プリンターが一般に出回ってからの年数が経っていないため、実際にどれくらいの退行性があるのかは未知数です。

過去に試しで家庭用プリンターでプリントしたものは、すでに一部変色しているので、おそらく机上の計算のようにはいかないのではと思っております。

 

一方で写真屋のプリンターですが、こちらはペーパーの光を当てる方式がレーザーに変わっただけで、基本の部分は昔からある現像の方式です。

こちらの方式は、一般の人が使うようになって、すでに半世紀以上の歴史があり、皆様のご家庭でも、数十年前の写真というのが、普通に変色もなくお手元にあるのではないでしょうか。

 

 

 

ただし・・

 

■ただし、写真屋のプリントも、全ての店舗がよいというワケではありません。

一部のネットプリント業者では、廃液の成分から現像液を薄めて使っているといった話も聞きますし、某メーカーのペーパーでは、きちんと現像しても変色しています。(過去に実験済み)

 

ちなみに弊社で使用しているペーパーは、コダックの最高級プレミアムペーパーの「ロイヤルペーパー」を使用しております。

すでにお取り引きいただいております幼稚園様から、弊社のプリントが保護者様へ届いているかと思いますが、持った時の厚みが全然違い、保存性能も200年とも云われております。

ぜひプリントの際には、きちんと素性のはっきりしている弊社をご利用ください。

 

bottom of page