撮影のコツ
写真撮影はちょっとしたコツで、よりキレイに写ります。
ここでは簡単にできるテクニックをご紹介いたします。
明るい場所での落とし穴!
まず、スタッフの見苦しい写真でスミマセン。。
さて、左右の写真ですが、連写で撮影した写真です。なのに明るさが違うのがお分かりになるかと思います。
その違いは、左の写真はフラッシュが点いていて、右の写真はフラッシュが点いておりません。連写で瞬間的のため、フラッシュのチャージが間に合わなかった画像です。
晴れた外の写真で、肉眼では明るく見えるのに、この違いの原因は何でしょう。
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今回の写真は背景が明るく、その明るい面積も多いため、カメラが「ここは明るい場所なんだ」と判断し、右の写真は明るいところをメインに撮影されてしまったという画像です。
背景の海はちょうど良いですが、傘の下の人物は日陰のために暗く写ってしまっています。
数字で言うと、背景の明るさが10だとしたら、人物が3というところでしょうか。
次に左の写真は、同じ条件ですが、こちらはフラッシュが光った写真です。
同じ条件なので、やはりカメラが「ここは明るい場所なんだ」と判断し、右と同じく背景の明るさがちょうどよくなり、人物が暗く写るところです。
しかしそこでフラッシュが暗い部分を明るくして、このような写真となりました。
これも数字で言うと、背景の明るさが10で、人物が3のところに、フラッシュが7を足してくれて、背景と同じ10になったというイメージです。
人間の肉眼はとても優れていて、明るいところから暗いところまで、とても良く見えますが、カメラはまだそこまでの性能はなく、このような人間の目との違いで、実際に目で見えていたシーンと、写真に写った画像との差が生まれます。
そういった場合に、このようにフラッシュを使うことが良い場合がありますので、覚えておくとよいかと思います。
以下 フラッシュを使った方がよいシーンというのはこんな場所です。
室内・室内の窓際・外で帽子を被っている人物・室内の逆光・室外の逆光 などです。特に窓際は明るいイメージがあっても、人物との明暗の差が大きいため、気をつけましょう。
ただ、全てフラッシュを使えばよいというと、そういうわけではなく、あえてフラッシュを使わないほうが、雰囲気が出てよい場合もありますので、モニターで確認しながら、使った方がよい場合、使わない方がよい場合というのを使い分けしましょう。
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撮影の構図
写真撮影で、いつもの撮り方からちょっと工夫をしてみましょう。
上の2点の写真を見て、みなさんどう思われますか?
普段みなさんが撮っている写真と、何か違うと感じたかと思います。
何か理由がわからないけど良く見える写真の違いって?
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左のシチュエーションで撮る場合に、みなさんはどう撮りますか?
今まではおそらく膝立ちか、せいぜいしゃがんで撮るくらいで撮っていると思います。
この写真、何かわからないけどいい写真だと思いませんか?
こちらの写真は、撮影時にカメラを地面付近まで近づけて、そこからさらに見上げるように撮影して、空が入るように撮影しました。
普段みなさんが撮影すると、おそらく上から少し見下げる感じで、空が入らずに、芝生の部分が多く入った写真に撮影されていたのではないかと思います。
次に右の写真ですが、これまたいい写真だと思いませんか?
これもみなさんが撮影する場合には、人物を画面の真ん中に置いて撮影していたのではないかと思います。
この写真では、あえて人物の向いている先に「間」を空けて、叫んでいる人物の目線の先をイメージして撮影しました。
これらはひとつの例に過ぎませんが、このようにいつも撮影している写真にちょっとひと工夫をするだけで、今までの写真とは、また違った写真がカンタンに撮れます。
思いっきり上から撮る・思いっきり下から撮る・あえて画面の端で撮る・カメラを斜めにして撮る等、そんなに難しくないことで新鮮な写真が撮れますので、みなさんもぜひお試ししてみてください。
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